本物のブルームーンストーンとは?
2019/10/16
実はこのお題。。。
書くのがすご~く面倒だったんですよ(笑)
ただの石好きレベルでは奥が深すぎて深すぎて(>_<)
でも、よく質問されるんですよ・・・
「本物のブルームーンストーンを見分けるにどうしたらいいん???」
…と。 (めちゃ大阪弁ですね)
市場ではブルームーンストーンという名前で色々な石が売られていますからね~
どれが本物かどうか、とても気になりますよね。。。
今回あらためて色々と調べました☆
※最初にkisatoから最初にお願いしたい事があります。
ブルームーンストーンの偽物として売られていている石が
ありますが、決して石のパワー的レベルが低かったり、意味が
ないわけではありません。 それぞれに意味とパワーがあるので偽物
だなんて思わないであげてくださいね☆
商売の為に勝手に流通名で売っているのは私達、人間なんです(笑)
さて、
さっそく夢をこわして申し訳ありませんが、
本物のというか、元祖ブルームーンストーンは
(ロイヤルブルームーンストーンも)もう鉱山は掘りつくされてしまいました。
(見に行ったわけじゃないですが…)
ほとんど手に入らないと思ってください。
(2019年10月追記:とうとう手に入れました♡元祖ブルームーンストーン)
ショッピングセンターのパワーストーンショップなどでは特に。
私もコレクション出来ていませんもん!!!!!(笑)
「じゃ~市場で出回っているものは何なの!?」
って感じですよね(>_<)
その正体はムーンストーンと同じ長石の仲間の
ペリステライト、ラブラドライトで~す♪
こちらの方が手に入りやすいのです。
かといってメチャメチャ安いわけじゃないんですよ☆
ペリステライトの綺麗な物はかつてのブルームンストーンと
変わらないかもしれません。
ラブラドライトは比較的安価なハズですが、
ブルームーンストーンやレインボームーンストーンなどといって
高値をつけている所もありますね。
ちなみにペリステライトは発見されてからまだ歴史の浅い石のようです。
(私の一番活躍している古い鉱物辞典には載っていません…)
掘り当てられた当初はブルームーンストーンと思われていたそうです。
ちなみに肉眼では“ほとんど”分かりません!!
天然石に詳しいみなさんの意見を総合的にまとめますと、
元祖ブルームンストーンより、ペリステライトの方が
ブルームーンストーンらしいそうです。
青い光が綺麗にでるからだそうです。確かにそんな気がする。
しかし、このペリステライトでさえも、今後新しい鉱山が見つからなければ
希少価値がグンとあがるでしょう。
既にその気配があります。4年前より高くなってる気がしますもん。
ペリステライト…
今まではブルームーンストーンの代用としてでしたが
ペリステライトもブルームーンストーンと思っていいと私は思います。
いまの時代に合ったブルームーンストーンが現れたのではないでしょうか?
「無くなってしまったものは、今はきっと人類に必要がないんだわ!!」
と楽観的に考えてしまう私は石を扱う人間としては失格かしら???
今回見分け方を書くはずでしたのに、長文になってしまったので次回に。。。
次は市場に出回っているブルームンストーンの見分け方です☆
☆~☆~☆ 下記からは石好きの方のみご覧ください ☆~☆~☆
ご存知の方も多いと思いますが、
もともとムーンストーン自体が単体の鉱物でなく、
アルバイトとプラジオクレースやオーソクレースの薄い層が重なってできた鉱物です。
ペリステライトはアルバイトとオリゴクレースの層で出来ています。
ちなみにムーンストーンの成分は
NaAlSi3O8 単斜晶系
ペリステライトは
NaAlSi3O8+(Na,Ca)(Al,Si)4O8
三斜晶系
モース硬度はどちらも6~6.5
もっと詳しく知りたい方はいいサイトがありました!!
http://www.cgl.co.jp/latest_jewel/gemmy/128/index.html
面白いです!!
~はふぅ~~感謝~~
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